歯科臨床医のノート40Years

患者さんのことばに耳を傾け、経過を見つづけて

續肇彦 【著】

2006年02月14日 A4判 184頁

10,340円(税込)

シエン社(発売)

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症例1 多数歯補綴のケース
      口腔内から文化をのぞく
症例2 下顎の歪みは,頭から足まで
      老化と変形と病気
症例3 下顎智歯1歯残存の問題点
症例4 旧義歯から読めること
症例5 歯の脱落は顎関節症が定着した側から
      歯が抜けたら下顎位が補正された
症例6 chewing cycleを変える治療
症例7 歯を削る咬合調整の害
      臨床は個別的なもの
症例8 後天的なopen bite
症例9 残された臼歯部歯根膜の健康度を確かめる
    医療の背景にある文化との関わり
症例10 下顎の偏位による両側の肩こり
症例11 下顎位が補正されると長期間順調な経過をたどる
      顎関節症,それはある意味で人間の老化の生理である
症例12 6抜歯,放置後の低位咬合
      咀嚼する時間は1日1時間
症例13 反対咬合の顎関節症の特徴
      数値で表現できないものほど,そこには真実がある
症例14 スプリントは医者と患者の接点か
      顆路角は咬合によって変わる
症例15 条件の悪い総義歯で顎関節症は発症する
症例16 両側遊離端欠損と頭痛
症例17 劣悪な補綴物をうまく整理する
      一度失った下顎位をもどすことは歯科臨床の究極のテーマ
症例18 補綴治療15年後,顎関節症を発症
症例19 前後彎曲が強く,前歯被蓋の浅い咬合状態
      歯周病と顎関節症の関わり
症例20 歯科治療の原点は痛みを止めること
症例21 上顎総義歯,下顎両側遊離端義歯の問題点
症例22 患者主導型と医者主導型の歯科診療はどこかに無理がある
      歯が脱落してゆく順序
症例23 歯科を含めた総合診断は,臨床医療の世界ではまだできていない
症例24 診断と治療のリズム
      顎関節症と歯周病の関係の図
症例25 長期にわたる片側咀嚼,咬みぐせの定着
      歯が脱落する順序とリズム
症例26 単なる歯痛も顎関節症であることが多い
症例27 7の高さは下顎位の鍵をにぎる
      顎関節症と歯周病の連鎖の環
症例28 奥歯だけの咬合挙上は多くの症例で圧下がおこる
症例29 いわゆる三大症候群がない顎関節症
症例30 フルマウス・リハビリテーションの経過
症例31 27年間に臼歯部を4回再補綴
症例32 徳川家重(九代将軍)は顎関節症だった

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