ブックタイトルapollonia_201701

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概要

apollonia_201701

011 2017.01や看護、介護関係のセミナーに片っ端から行って学びました。 そして、訪問診療に力を入れている東京の大規模医療法人に、3~4年前から週1回勤務しています。そこで実際の手続きやシステム、必要な文書の作り方などを学び、自院のシステムにも取り入れています。―院長でありながら、他の医院に勤務するというのは珍しいのでは。石塚 そうかもしれませんね。でも、組織力を持つ大規模医院から学べることはたくさんあります。新しい分院のオープンにも関わったので、新規の訪問先を開拓するために施設に営業に回ったりもしました。 また、週に1回勤務医をやることによって、「雇用される側」の立場に立てることは、私にとって貴重な経験です。何より、診療とカルテ書きさえすればいいので、楽ですね(笑)。患者さんを紹介する側にも―高齢者は複数の慢性疾患を抱えてい医院設計の際は、向かいの公園の木々が中からよく見えるように注文した。待合室には介護ケアの本などを置いているが、外の風景を見てくつろぐ患者さんが多い。移転先は内科と整体院と同じ、駅近の並び。「じゃんけんに負けて真ん中になってしまった……」と思っていたら、電柱も視界に入らない、一番景色の良い場所だった。