ブックタイトルapollonia_201512

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概要

apollonia_201512

2015.12 010家族に支えられ小児から高齢者まで診療よねやま歯科医院東京都世田谷区米山ゆき子氏Yoneyama Yukiko1993年、鶴見大学歯学部卒。98年、鶴見大学歯学部大学院卒。98 ~ 99年、イギリス・ニューカッスル大学研究員。2000年、医療法人社団翔雄会勤務。04年5月、よねやま歯科医院開業。世田谷区立奥沢小学校学校歯科医。スタッフ: 歯科医師1人歯科衛生士2人受付1人ユニット:3台 「人生のターニングポイントで必ず良い人に巡り会えてきた」と話す、東京・世田谷区で開業する米山ゆき子氏。イギリス留学経験もあり、夫、子どもの協力も得ながら女性歯科医師として活躍する米山氏に、開業するまでの学びや、診療の実際について話をうかがった。教師の母親の一言で歯科医師の道を選択―歯科医師を志した理由は。米山 秋田県で高校教師をしている両親の下で育ち、母親からは「女性が自立して生活していくためには資格が必要」と教えられていたので、はじめは両親と同じ道に進もうと考えていました。 高校3年生のある日、母親から突然、歯科医師になるよう勧められました。なぜ私に歯科医師を勧めたのかは一度も聞いたことはありませんが、教師という職業柄、多くの生徒を見て、それぞれの適性を見抜くのに長けていたのでしょう。また、歯学部に進むのであれば、上京してしっかり勉強してほしいとの両親の願いも受け入れて、鶴見大学歯学部に進学しました。 あれから20年以上が過ぎましたが、母親の見る目は確かだったと感じます。毎日、患者さんと接するのは楽しく、心の底から天職だと思えるほどで、母親には本当に感謝しています。