ブックタイトルapollonia_201512

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概要

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2015.12 040 東京医科歯科大学歯学部附属病院内にある和同会歯科器材売店では、患者さんの多様な状態や条件に合わせて、最適なセルフケアグッズを提案しています。モットーは「もっと簡単に、楽しくケアできるように」。附属病院は高次歯科医療機関のため、高齢者、がん患者、障害者が一般的な歯科医院よりも多く来院します。マニュアル化された「ブラッシング指導」といった枠を離れ、より自由な観点からオーダーメイドのセルフケアを作り出しているのです。医科歯科大「和同会売店」の取り組み東京医科歯科大学内和同会歯科器材売店●取材協力:●取材・文:編集部Watanabe Tsutomu渡邉 勉 氏渡邉氏は、和同会歯科器材売店で販売歴12年。実際の使い心地を試してもらう「実感展示」販売のほか、製品の「本当のところ」を包み隠さず買い手に伝えるため、信頼度が極めて高い。売店は目立たない場所にあるが、遠くから訪れる人も多く、いろいろな話をしながら自分に合ったグッズを選んでいく。「セルフケアグッズのカタログを何度も読み返すと、そのたびに新たな発見があります」と渡邉氏。高齢者、がん患者、障害者へのオーダーメイドセルフケア