新版4-Dコンセプトインプラントセラピー
1/6

唇側部位の歯槽骨吸収に,抜去した歯牙の口蓋根の一部をSocket-shield片として使用した症例症例19図19a,b 右側中切歯の破折を主訴に来院.前歯部で破折が原因で抜歯に至るケースの多くは,この症例のように唇側の破折を引き起こしているケースがほとんどであろう.abcd図19c オペ直前の咬合面観.図19d 当初は抜歯即時埋入のClass3に該当するため,抜歯即時埋入とCTGおよびGBRを計画していたため,唇側の歯肉弁を形成した.ef図19e〜i しかし口蓋側の歯根部分は健全であると判断し,口腔外でSocket-shield片を作製し,唇側骨とインプラントのギャップに差し込んだ.すなわち遊離しないように組織の不足分を補うように設置した.その後,即時プロビジョナルレストレーションを装着し,縫合した.ghi130

元のページ  ../index.html#1

このブックを見る