日本歯科医学界が選出 医科歯科連携に役立つキーワード200
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処置関連参考資料1.日本蘇生協議会監修.JRC蘇生ガイドライン2015.2.日本救急医療財団心肺蘇生法委員会監修.救急蘇生法の指針2015. 一次救命処置(Basic life support:BLS)は、心肺蘇生法(CPR)と自動体外式除細動器(AED)による除細動とからなる。わが国では「日本蘇生協議会(JRC)蘇生ガイドライン2015」が標準であり、その具体的手順が日本救急医療財団「救急蘇生法の指針2015」に示されている。心停止またはその切迫状態にある患者を救命するためには、①心停止の予防、②早期認識と通報、③一次救命処置、④二次救命処置と心拍再開後の集中治療——の4要素からなる「救命の連鎖」が迅速かつ円滑に実施されることが重要である。具体的なBLSの手順についてはP219参考資料を参照していただきたい。救命の連鎖の図。①心停止の予防、②早期認識と通報、③一次救命処置、④二次救命処置と心拍再開後の集中治療——の4要素からなる「救命の連鎖」を迅速かつ円滑に機能させ、心停止患者の救命と社会復帰を目指す。心停止の予防早期認識と通報一時救命処置(CPRとAED)二次救命処置と心拍再開後の集中治療一次救命処置basic life support137

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