実践 咬合再構成を極める
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上顎前歯部:結合組織移植によるリッジオギュメンテーション図10-a〜d オベイトポンティックを付与するためには、ある程度の歯肉の厚みが必要である。そのため結合組織移植によるリッジオギュメンテーションを行った。4−7に臨床歯冠長延長術を行って、7ディスタルウェッジの結合組織を図のようにもってきた。abcdディスタルウェッジから結合組織をもってくることで、無駄に供給側を傷つけない。Clinical Point上顎左側臼歯部:歯冠長延長術図9-a〜d フェルールの確保と、咬合平面に対する歯冠長の確保のため、臨床歯冠長獲得術を行った。abcd臼歯部における歯冠長延長術では、咬合平面と歯冠の長さをイメージする。Clinical Point図11-a〜c 歯肉圧排は歯周組織を障害しないように丁寧に行う(a)。HIT印象は形成限界が明瞭に再現されていることが必須となる(b、c)。abc上顎前歯部:歯肉圧排+HIT印象理想とする咬合再構成をイメージしよう!chapter1-230

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