実践 咬合再構成を極める
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図1-a〜f 初診時の口腔内およびデンタルエックス線写真。不十分な根管充填が認められるものの、歯槽骨の吸収はない。abedc下顎臼歯部欠損症例初診時2002年症例(Dr.上田43歳時)01近所に住んでおり、父親は歯科医院の院長である。これまで歯科医師である父親に診察を受けてきたが、高齢のため廃院寸前であり、また筆者がインプラントを行っていることを知り、転院してきた。真面目で几帳面な性格。全体的にきれいにしてほしいとの要望であった。歯科への関心度は強めである。患者50歳、女性初診2002年4月主訴歯並びを綺麗にしたい患者のバックグラウンドchapter1-2理想とする咬合再構成をイメージしよう!歯列不正で側方の調節湾曲が強い。咬合高径に異常はない。この症例のポイントf初診時19832018200226

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