インプラント術中アシスト ベーシックテクニック
3/6

術者の器具の動き上顎の歯槽頂切開1インプラントを埋入するためには、骨を露出する必要があります。そのために上顎の欠損部の歯槽頂部を横断する1本の切開を、骨面までメスで行います。 上顎では遠心の隣在歯の近心隅角中央、または口蓋側よりから直線状に切開を行います。粘膜から骨膜までの深さを遠心から近心に向かって切開します。メスの動きをCHECK!写真の部位はココ!術者がよく使う器具とその特徴No.15のメス刃(片刃)メスホルダーNo.15は直線を切開するためのもの。歯槽頂切開に用いる。メスホルダーのスロットル部にメス刃を差し込み使用する。さまざまな形態のものがあるが、写真は円柱状のため回転させやすい。〈フェザー替刃メス・FEATHER社〉〈スカルペルハンドル ヨーロッパスタイル5E・Hu-Friedy 社〉遠心近心遠心近心遠心の隣在歯の近心隅角中央、または口蓋側よりから開始歯槽頂に沿って近心方向に進むNo.15cのメス刃(片刃)No.15cは直線と曲線を切開するためのもの。刃先が細いので細部に使用できる。〈フェザー替刃メス・FEATHER社〉メス刃がスロットル部に確実に装着されているか必ず確認する。注意!26

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る