補綴臨床 はじめの一歩
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01020304050607080910111213141516171819202122232425262722CHAPTER 04 築造窩洞形成234セメントなど仮封材の除去(根管口明示)軟化象牙質の除去窩洞内壁の整理◦髄床底は絶対に削除しない。☞エンジン用ラウンドバーで行う(図4-4)。◦歯質と根管口が完全に見えるまで仮封材を除去する(図4-5)。◦軟化象牙質の削除は、エンジン用ラウンドバーで行う。☞タービンは使用しない。とくにカーバイドバーは絶対に使用しない。☞必ずエンジンで行う。☞注水しない。軟化象牙質は水分を含んでいるので、注水して削除すると健全象牙質との差がわからなくなる。◦バーの手ごたえが硬くなり、表面が光ってきたら軟化象牙質除去は終了である。◦窩洞の内壁のアンダーカットを削除する(図4-6)。☞髄床底に触れなければ、タービンを使用してもよい。しかし、カーバイドバーは絶対に使用しないこと。図4-4 髄床底に触れるときはエンジン用ラウンドバーで行う。図4-5 明示された根管口。図4-6 窩洞内壁の整理(アンダーカットの削除)。

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