考えるエンドドンティクス
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103本書の理解度確認テスト根管洗浄および再帰ファイリングにより防止できる.c:歯根膜に物理的損傷を与えると,術後に強い歯根膜炎を生じる.d:根管内でファイルを破折することがある.e:ストリップパーフォレーションは,過度のファイリング操作で生じやすい.【問題6・正解と解説】【正解】e【解説】a:ステンレス製ファイルはコストが安価である.b:ステンレス製ファイルは穿通性に優れている.c:ステンレス製ファイルは強度と耐久性に優れている.d:ステンレス製ファイルにはプレカーブを付与できる.e:ファイルのしなり度では,Ni-Tiファイルが優れている.【問題7・正解と解説】【正解】a,b,c,d【解説】a:Ni-Tiファイルはコストが高価である.b:Ni-Tiファイルは穿通性が劣る.c:Ni-Tiファイルは強度と耐久性に劣る.d:Ni-Tiファイルにはプレカーブを付与できない.e:Ni-Tiファイルが優れている.【問題8・正解と解説】【正解】a,e【解説】a:根管のフレアー形成が不十分な場合,根尖部の封鎖が不十分になり再感染を生じる.b:トルクコントロールができていない場合に起こる.c:強いトルクでファイルをねじったり,強圧でスプレッダーを根管に押し込むと歯根破折を起こす.d:大きいストロークのファイリング運動により生じる.e:ファイルのテーパーは2°なので,根管のフレアーが5°か6°はないと,ファイルを根尖方向に入れた際に,根管内容物を押し出してしまい,術後疼痛を起こす.【問題9・正解と解説】【正解】d,e【解説】a:根管洗浄の主な目的は切削片の除去である.b:エックス線写真は二次元であり,根管は三次元である.【問題1・正解と解説】【正解】b,e【解説】a:咬合性外傷とは関連がない.b:歯根膜腔の拡大がみられる.c:側枝のある場合にみられる.d:一般的な形態.e:涙滴状の透過像がみられる.【問題2・正解と解説】【正解】c【解説】a:手指の感覚も根拠の1つになりえるが,必ずしも正確とはいえない.b:必ずしも一致していない.c:正しい.d:抜髄時のほうが出血による測定値のぶれが大きい.e:適切な根管形成ができていれば最初の測定値と同じ値である.【問題3・正解と解説】【正解】a,e【解説】a:根管は弯曲しているので,根尖孔部の確認は通常できない.b:穿孔部の明示が可能である.c:歯根破折の発見に有効である.d:細い根管の探索に有効である.e:弯曲根管の根管形成は,視覚よりも触覚が重要であり,マイクロスコープを使用しても,三次元的な根管形成ができるわけではない.【問題4・正解と解説】【正解】c,e【解説】a:強いトルクをかけてファイルをねじるとレッジを生じる.b:ジップも同様に,強いトルク下のファイル操作により生じる.c:ファイルを根管に入れるという操作は,根管に削片を詰めることにほかならない.ファイリング運動を根尖部付近で行えば,容易に目詰まりを起こす.d:ファイルを根管に入れ,強いトルクでねじると破折する.e:根管の内弯側にストリップパーフォレーションを起こしやすい.【問題5・正解と解説】【正解】b,e【解説】a:根管の内壁にレッジを生じる.b:目詰まりは,【正解と解説】

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