マイクロデンティストリーYEARBOOK 2014
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83まとめ 従来の根管治療の概念では禁忌症と考えられていた症例であっても,マイクロスコープ下での確実な感染部の除去を行うことにより治療の適応範囲が広がり,今まで抜歯をしていた歯牙を保存することが可能になっている.また,新しい器具や材料によって治療の確実性がさらに向上し,根管治療の成功への道が開けることを筆者は確信している.図26 術前の口腔内.図27 プロビジョナルクラウン装着時.図29 同口蓋面観.図30 リコール時.これ以降,連絡をしてもリコールに応じてもらえず,予後に大きな変化がないことを願っている.図28 最終補綴物装着から1週間後.図25 根管充填後,経過観察中のエックス線写真.図31 2011年5月.周囲の骨吸収が若干認められるが,患者は満足しており,今後の経過を診たい.別冊the Quintessence 「マイクロデンティストリー YEARBOOK 2014」根管治療におけるバイオセラミックス材料の有用性

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