GPのための咬合誘導
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CHAPTER1 咬合誘導015■乳歯列完成期に出現しない不正咬合図2a 健全な完成乳歯列.図2b 切歯交換期に叢生が出現.図2c 左図(図2b)の母親の口腔内.重度の叢生と狭窄歯列弓.正常咬合34.9%叢生歯列咬合26.7%空隙歯列咬合14.0%空隙・叢生歯列咬合2.3%過蓋咬合7.0%上顎前突3.5%反対咬合2.3%鋏状咬合9.3%図3 健全乳歯列が永久歯列になると,約3分の2は不正咬合に移行する.文献1より改変引用.■遺伝的に出現した先天性欠如■健全乳歯列から永久歯不正咬合となるその発現率と種類祖父・祖母はう蝕・歯周病による欠損歯が多く,先天性欠如との判別は不可能先天性欠如父親長女長男次女三女祖父祖母母親母親は先天性欠如なし図4 遺伝的要因を把握するためには,両親や兄弟姉妹,祖父母の顔貌や歯列の状態を熟知しておくことが大切である.先天性欠如 咬合誘導叢生下顎拡大上顎拡大上下顎拡大の実際拡大治療の難所側方歯群交換期CHAPTER5上下顎拡大の成否のポイントCHAPTER8上下顎拡大の検証CHAPTER7CHAPTER6CHAPTER4CHAPTER3CHAPTER2CHAPTER1

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