3年目からの歯科衛生士臨床
4/6

63Part 1 臨床力アップにつながるヒント18◉図2 ICDASとXRによるう蝕の経時的な評価◉図3 カリエスリスクの高い患者さんの生活習慣の評価ポイント2011年、萌出途中にう蝕が発症したが、2013年では歯肉に炎症があるものの、白濁していた歯面は再石灰化による色調の変化と光沢が見られるようになった。2003年ではエナメル質に限局した隣接面う蝕だったが、2004年ではエナメル象牙境付近に透過像が見られ、2005年では象牙質内部まで透過像が見られる。●初期う蝕の改善が見られた歯面2●メインテナンス中にう蝕の進行が見られた歯面5フッ化物応用プラークコントロールフッ化物配合歯磨剤を1日2回以上使用し、うがいを1~2回にしているかPCR20%以下を維持し、歯間清掃をしているか食生活1日の飲食回数を5回以内にしているか2011年 コード22013年 コード1 2005年 XR4 2004年 XR3 2003年 XR12012年 コード2裂溝が黒色変化しているが、進行せずに経過している。エックス線写真でも透過像は認められない。●初期う蝕のまま進行せず経過している歯面 62001年 コード32001年 コード3 2009年 XR02009年 コード32009年 コード32004年 コード32004年 コード3

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です