3年目からの歯科衛生士臨床
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35Part 1 臨床力アップにつながるヒント18姿勢1NGNGGOODGOOD◉図1 歯周組織検査に適している姿勢と不適切な姿勢正しく測定できるのであれば、どのような姿勢で行ってもいいのかもしれません。しかし、1日に何人もの患者さんを担当することを考えると、無理な姿勢ではいずれ腰や肩、腕を痛めることになります。長い歯科衛生士●背筋はまっすぐ●頭を下げすぎないどうして誤った姿勢になるの?●患者さんの頭位の設定が不適切! ➡図2参照●ミラーテクニックができていない! ➡図5参照●チェアに浅く腰かける●両足は肩幅くらいに広げて、かかとを床につける●肩を上げない人生を健康的に過ごすためにも、身体に負担をかけない正しい姿勢で測定するようにしましょう(図1)。なお、自分では正しい姿勢のつもりでも、測定に集中するうちに無理な姿勢になってしまうことがあります。姿勢が崩れるということは、ユニットの高さや患者さんの頭位、ミラーテクニックに問題があるということです。正しい姿勢のまま測定できるよう、頭位の工夫やミラーテクニックをマスターしましょう。

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