プロフェッショナル デンティストリー STEP1
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正面観(咬頭嵌合位:ICP)およびわずかな開口位の撮影Key Point•咬頭嵌合位では、できるだけ咬合平面(カンペル平面)に合わせて撮影する(Fig.3-11a)。•唾液はエアブローして飛ばしておく。•わずかな開口位は咬合平面よりもやや下方から撮影し、上下の隙間が均等にみえるように撮影する(Fig.3-11b、c)。上下顎とも咬合面がみえないようにする。•両側の鉤を少し前方に引くことにより、口唇中央部の垂れ込みを防止する。撮影方法Fig.3-11a、b 咬頭嵌合位(a)とわずかな開口位(b)の撮影。両者の撮影角度の違いに注意。Fig.3-11c 誤ったわずかな開口位の撮影。bに比べ、患者の首を後傾させて撮影している。aabbcc•この写真は、上下顎咬合平面の乱れが一目でわかることから、とても重要である。•特に下顎前歯の状況は、この撮影方法でないと正確に把握することができない。Chapter 3診断に必要な資料56

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