プロフェッショナル デンティストリー STEP1
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Fig.2-1 来院する患者の3つのパターンFig.2-1 来院する患者は、大きく3つのパターンに分けられる。すべての患者が同じような気持ちで来院するわけではなく、それぞれの思いがあるはずである。そういった患者の気持ちを理解し、『何を求めて歯科医院に来ているのか』ということをわれわれ自身がよく理解しなければ、患者とのコミュニケーションはうまくいかない。Case 2-1 42歳・女性 主訴: クラウンの脱離(術前の状態)6aabbCase 2-1a~c 歯列不正と数多くの修復物、無髄歯が認められる。このままの環境で1歯ずつの治療を行っても、根本的な解決にはならないだろう。(31ページに続く)cc予防的な処置の実施最適な治療のオプションの検討・提示 一大決心をして歯科医院を訪れ、すでに抜歯を覚悟していることも多い1治療するには早すぎる患者意識が非常に高い患者2ちょうど治療するタイミングの患者痛みなどに敏感で、その都度来院する患者3手遅れの状態の患者歯科医院が嫌いで、痛みをがまんする患者Chapter 2歯科治療の組み立てかた29

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