垂直歯根破折歯を救え!
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14口腔外接着再植法→Chapter 6口腔内接着法→Chapter 4初期対応→Chapter 2垂直歯根破折の診査・診断→Chapter 1口腔内接着後の再治療法→Chapter 5治療方針の決定→Chapter 3破折線と根管壁の切削と清掃破折間隙の封鎖とポストの接着抜歯歯面処理と水洗・乾燥破折間隙と根尖切除面の封鎖A.再植法Bone Sounding破折間隙の接着破折間隙の封鎖とポストの接着B. フラップ手術Tekの作製法歯根の確認抜歯隔壁の作製とその方法の選び方抜歯窩の掻爬と余剰レジンの除去根尖切除と切除面の封鎖垂直歯根破折歯に対する治療フローチャート一度歯を抜いて破折面を清掃し、破折片を接着して元の形態に回復してから抜歯窩に再植する方法。抜歯をせず、根管内から破折間隙を切削、清掃して、接着、封鎖する方法。口腔内接着法が不完全で歯周組織に炎症が生じた場合、清掃、封鎖が不完全な破折間隙を、歯根外表面側からもう一度切削して、接着封鎖しなおす方法で、再植法で行う場合とフラップ手術で行う場合がある。疼痛や腫脹がある場合には、これらを軽減させるために応急処置が必要である。初期対応を誤ると、その後の治療が困難になる場合がある。歯周組織の破壊状態と破折状態、歯根形態などを詳しく診査して、破折線の清掃と接着方法を決定する。

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