口腔筋機能療法 MFTの実際(上巻)
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105CASE 7 両側性舌突出を伴う臼歯部開咬患者の指導例(1)第2部 症例報告編Case 7-2 初診時の状態。すぐにレッスン1を開始した。Case 7-3 2か月後。舌後方の強化のためにガーグルストップおよびカッスワローを行った。Case 7-4 3か月後。舌後方が拳上できるようになったので、レッスン4を開始した。Case 7-5 1年後。初診時から約6か月でレッスン1~8を終了した。その後、習慣化訓練を2~3種組み合わせて継続しながら経過観察を行ったところ、口唇と舌の正しい姿勢位が獲得された。Case 7-6 1年5か月後。これに先立つ5か月間は何も練習を行わせなかった。クイックテストで機能をチェックしたところ側方の舌突出は認められず、口唇と舌の姿勢位も良好であった。治療経過

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