口腔外科ハンドマニュアル’12
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DENTAL SURGERY UP-TO-DATEChapter1-253口腔癌診療ガイドライン化学放射線療法(超選択的動注化学療法)(図5~7) 化学放射線同時併用療法の臨床効果に対する無作為化比較試験の結果では,原発巣ならびに頸部制御率は36~70%と放射線単独に比べ有意に高く,生存率も37~55%と有意にすぐれていることが示されている32~34.それゆえ,現在では,根治切除不能な症図5a,b 化学放射線療法1.舌癌(T4N0M0):TS-1(100mg×4week) + 放射線治療(60Gy).治療前(a),治療後(b)の口腔所見とMRI所見.図6a~c 化学放射線療法2.頸部リンパ節転移:ドセタキセル(TXT) (15mg×6week)+60Gy.治療前(a),治療後2か月(b),治療後3か月(c)のCT所見.aabcb

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