コンポジットレジンと審美修復
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CHAPTER 9 V級窩洞のコンポジットレジン修復145V級窩洞のCR充填(マトリックス法)Fig 7a 術前.55歳,男性.3の楔状欠損の修復を希望.Fig 7b 歯面清掃.Fig 7c ガムリトラクターの使用.歯肉縁近くの窩洞形成を行う場合は,歯肉を傷つけないようにガムリトラクター(筆者の手作り)を使用するとよい. *模型で説明歯肉保持溝ベベルエナメル質象牙質Fig 7d 窩洞形成の特徴.必要にして十分なう蝕象牙質を除去したあと,エナメル質にベベルの付与を行う.充填物の脱離を防ぐ意味で,窩洞外形に相似形に窩洞内に,直径0.5~0.8 mmのダイヤモンドのラウンドバーで保持溝を形成する場合もある.Fig 7e 透明サービカルマトリックスの選択.窩洞外形よりわずかに大きいマトリックスを選択する.Fig 7f マトリックスの試適.歯肉縁下わずかから窩洞全体をカバーできるかどうかを確かめる.Fig 7g CR充填.マトリックスを歯肉溝にわずかに挿入した状態で,歯冠側はもちあげる.歯面とマトリックスとの間にできた隙間にCR(ペーストタイプ)を充填する.Fig 7h マトリックスの圧接.マトリックスを均等に歯面に圧接する.この状態で光照射を行う.Fig 7i 重合直後.dgfieh

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