歯列育形成の実際
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143乳歯列開咬CASE 44歳0か月 プレートをはずしても、ほぼよい状態で咬合している。空隙がまだ不足。 定められた時間、プレートをいれているが、その時以外はまだおしゃぶり使用。プレートの時間を多くしていくに従い、おしゃぶりの時間はなくなる(前項右下段参照)。 ■の配列を揃える。しかしまだスペース不足している。8歳3か月 かすかな乳歯列Ⅱ級傾向なのでAdvancing plateにしてある。 を閉鎖するためAcross spring使用。11 の臨床的歯冠長が長くなってきたので、これ以上長くさせないように のみ歯頸部誘導線にした。118歳3か月8歳3か月8歳3か月7歳6か月4歳9か月 上顎乳前歯歯槽部の前突感をなくするため、歯頸部誘導線(P100)にした。 上顎の側方拡大が進んだので、下顎も側方拡大を行っている。6歳4か月 もっと強く乳前歯歯槽部を中へいれるための別の形の歯頸部誘導線にした。下顎も余分に側方拡大。7歳6か月 顔全体が美しく整ってきたのがわかる。この子の本来の美しく品のある顔立ちが表現されてきたが、よく見ると、まだ上顎骨体部には、かつての上顎乳歯列弓の狭窄の名残を感じさせる。2歳11か月4歳0か月4歳9か月6歳4か月4歳9か月7歳6か月6歳4か月7歳10か月 萌出始まる。1 はよい形に配列した。21127歳10か月7歳10か月標 準 経 過 態10歳0か月10歳0か月 標準経過態になった。 のわずかな空隙は、ショートクラスプで寄せている。2112

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