歯列育形成の実際
2/8

85大きな流れ1乳歯列弓の形を整える1図Ⅳ-2 歯列育形成の一般的な手順。 、 、 の順序は、1つのステップが完了してから次のステップに移るというのではなく、1つのステップを行いながら次のステップに移り、行っていくことが多い。すなわちほとんどの手順が重複されて行われる。 について、ここでは顎の前後的位置関係のみを図示しているが、顎の位置関係には、このほかに上下顎の側方(左右)の位置関係と上下的(垂直的)成分に基づいた問題がある。 については、必ずしもこの図にあるような中切歯の離開だけとは限らない。いろいろな不正な切歯の排列がある。 の萌出様態には、このほかにいろいろなパターンがあるが、特別な場合を除き、ほとんどが可撤式装置で対処できる。標 準 経 過 態t′tt′t注:ピンクは乳歯狭窄された乳歯列は標準の形に直す上顎と下顎の前後的位置関係を正しくする永久切歯萌出永久切歯萌出閉鎖型乳歯列は標準の形に直す乳側方歯群を固定源(乳歯アンカレッジ)として前歯の配列が行われる永久歯咬合の確立および補正 萌出時、一時的にスペース不足が生ずるが、リーウェイスペースと のわずかな遠心移動で解消する。 は歯列周長縮小防止を行うすべて永久歯に生え変わり、正しい永久歯咬合が完成された標準経過態(The Order Processing Position of Incisors)になった33333333上顎と下顎の前後的位置関係を合わせるまたは側方の位置関係を修正する2萌出した永久切歯を揃える3標準経過態以後も継続して管理および処置を行う412323

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です