インプラント症例ファイル2012
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インそのままの技工物(図5)が提供される。また、インプラント補綴では従来補綴と異なり、既製パーツが多く使用されるために形態情報を採得する必要が少なく、CAD/CAMとの相性は非常に良い。 このように、CAD/CAMは今まで創出できなかった製作物を次々と実現させている。しかし、デジタルデンティストリーの観点から見た場合、CAD/CAMの効用はいわゆるモノ作りに役立つのみではない。CAD/CAM図2-a、b 積層造型法によって作製した顎骨模型(CAD/CAMによる顎骨情報の具象化)。図2-a図2-b図5-a、b バーチャルワックスアップによって作製されたジルコニア製技工物。図5-a図5-b図3 積層造型法によって作製した埋入用テンプレート(CAD/CAMによる埋入情報の具象化)。図4 埋入用テンプレートが設置された顎骨(CAD/CAMによる埋入情報の実現)。図3図4図1 シミュレーションソフトを用いて視覚化された三次元的画像。デジタルデンティストリーの一環としてのCAD/CAM11

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