最新 リンガルストレートワイヤー法
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13図1‐10 上下側方歯の舌側歯冠中点をリンガルストレートプレーン(LS-Plane)がほぼ通過した場合、前歯部では上顎で約2/3歯頸側を通過し、下顎では約1/2中点を通過する。なるが、特に上顎前歯がより唇側傾斜している場合、リンガルストレートプレーン(LS-Plane)はさらに歯頸側に近づくことも同時にわかった(図1‐9)。 そして、上下顎側方歯の舌側歯冠中点をリンガルストレートプレーン(LS-Plane)がほぼ通過した場合、前歯部では上顎で約2/3歯頸側を通過し、下顎では約1/2中点を通過することがわかった(図1‐10)。 このように水平的・垂直的計測結果より、舌側マルチブラケットシステムにおいてもプレーンアーチで治療が行えることが判明したことから、著者らは2001年にリンガルストレートワイヤー法を発表した(図1‐11、12)18。図1‐11 著者およびScuzzoによって2001年にリンガルストレートワイヤー法が考案された。図1‐12 著者とDr. Scuzzoによるリンガルストレートワイヤー法についての投稿18。LPSLPS:: Lingual Straight Plane Lingual Straight PlaneLCH: Lingual Clinical Crown HeightH: Incisal Edge to LS-Plane Distances Lingual Cusp to LS-Plane DistanceVertical MeasurementPosteriorAnteriorUpper1/22/3Lower1/21/21 リンガルストレートワイヤー法の歴史

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