イラスト・写真・動画で学ぶ!  低侵襲 歯周組織再生療法
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症例2:2の垂直性骨欠損へのM-MISTによる歯周組織再生療法(再生材料なし)術前フラップデザイン:M-MIST図22a図22b図22c図22d図22e図22a~e ₂近心部は歯周ポケット7mm,BOP(+).₂₁間の歯間幅は2mm以下.デンタルエックス線写真およびCBCTより,同部位に狭くて深い垂直性骨欠損が確認できるが舌側のほうまで大きく回り込んではいない.頬側骨壁と₁遠心部の骨はある程度維持されているが,舌側骨は歯根2/3まで吸収を起こしている2,3壁性骨欠損であった.図23 本症例ではM-MISTを適応し,以下を行う.①歯間部切開(SPPF),②歯肉溝切開(両隣在歯の頬側のみ),③頬側フラップのみ剥離翻転,④歯間乳頭部を温存し,₁遠心部の骨縁上付着は維持する.舌側フラップも挙上しない.98歯肉溝切開SPPF歯肉溝切開Chapter 4

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