気道“Airway”を診る
4/8

PART1 巻頭アトラスBA 初診時23歳5か月女性の気道計測(2019.11.18).就寝時のイビキを訴えており,CT上の計測では体積が68.3㎤,最小断面積が65.8㎟と中咽頭中央部の狭窄を認めた.B 本機器は,指定した範囲の気道最小断面積・前後径(AP)・左右径(RL)を自動計測する.3Dのみではなく,選択部位(面積・AP・RL)でのMPR画像も同時にみることができるため,閉塞部位の診断精度が上がる.本症例は中咽頭中央部が最狭窄部であり,左右径より前後径が狭窄している.そのため,中咽頭前壁が狭窄の原因になっていることがわかり,口腔内容積・舌位の改善を行うことで気道狭窄が改善するものと思われる.筒井武男福岡県開業 筒井歯科・矯正歯科医院連絡先:〒807-0825 福岡県北九州市八幡西区折尾3-1-5【所属・役職】日本矯正歯科学会認定医/日本包括歯科臨床学会/愛知学院大学歯学部歯科矯正学講座招聘教員016beforeAFOR DIAGNOSISイビキsnore

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る