ものと人間の文化史177

大野粛英 【著】

2016年11月16日 四六判 250頁

2,750円(税込)

法政大学出版局

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第一章 歯が痛い
  1 縄文人も苦しんだ
  2 加持祈祷から専門家が登場するまで
  3 江戸時代のさまざまな療法
  4 歯草の治療
  ◆コラム 歯痛

第二章 歯を抜く
  1 古代人の風習
  2 日本の伝統的な抜歯
  3 西洋の技術と道具
  ◆コラム 西洋の抜歯と麻酔

第三章 お歯黒をする
  1 お歯黒の起源
  2 かね水の作り方、塗り方、かね下
  3 さまざまな道具
  4 儀式としてのかね付始め
  5 文学、川柳、浮世絵
  6 旅行に便利な携帯用懐中お歯黒
  7 虫歯防止説と有害説
  8 外国人の受けた印象
  9 明治初期の廃止令
  10 明治三四年の調査

第四章 歯をみがく
  1 歯みがきのルーツ
  2 房楊枝の誕生から歯ブラシまで
  3 歯みがき粉
  ◆コラム 歯みがき

第五章 入れ歯をつくる
  1 世界の状況
  2 入れ歯師の誕生
  3 入れ歯づくりの工程
  4 部分入れ歯
  5 入れ歯を入れていた江戸時代の有名人
  6 柳生飛騨守の入れ歯
  7 入れ歯師の宣伝
  ◆コラム 西洋の入れ歯

第六章 発展する歯科医学
  1 日本の西洋歯科医学のはじまり
  2 外国人歯科医の治療
  3 高い技術と診療費
  4 息子夫婦からみたイーストレーキ
  5 明治初期の医療制度
  6 日本人歯科医の活躍
  7 歯科医の育成と発展
  8 戦時体制下の歯科医
  9 戦後の復興

参考文献
あとがき