精神疾患の摂食嚥下障害ケア

高橋清美・戸原玄 【編著】

2014年09月05日 B5判 160頁

3,080円(税込)

医歯薬出版

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第1章 精神疾患
  1.統合失調症
  2.うつ病

第2章 精神疾患悪化による摂食嚥下障害の特徴とその支援
  1.常同行為や精神運動興奮による食行動の変化
  2.昏迷状態による食行動の変化
  3.幻覚・妄想状態による食行動の変化
  4.抑うつ気分,興奮・喜びの喪失が強いうつ状態による食行動の変化
  5.陰性症状が強い統合失調症患者における食行動の変化
  6.切迫的摂食による食行動の変化

第3章 向精神薬の有害反応による摂食嚥下障害の特徴とその支援
  1.導入―向精神薬
  2.抗精神病薬(メジャートランキライザー)の有害反応
  3.抗不安薬(マイナートランキライザー)の有害反応
  4.抗うつ薬の有害反応
  5.抗てんかん薬の有害反応
  6.向精神薬に特徴的な有害反応

第4章 精神科で遭遇しやすい事象とその支援
  1.盗食
  2.同じ訴えを繰り返し(不安が強い),リハビリテーションの導入がしにくい場合
  3.病識が欠如しているため,リハビリテーションへの動機づけが困難な場合
  4.恋愛妄想,関係妄想,被害妄想などで,医療者との信頼関係の構築が困難な場合
  5.攻撃性,暴言,他害があり,身体拘束中の患者への口腔ケア
  6.亜昏迷で希死念慮があり身体拘束中の患者への摂食支援
  7.スムーズな歯科診療の導入

第5章 精神疾患患者の摂食嚥下障害に対するチーム医療
  1.チームアプローチとスタッフ教育
  2.精神疾患患者の摂食嚥下障害に対するチーム医療

第6章 リスクマネジメント
  1.精神科での摂食嚥下ハイリスク要因とその予防
  2.医療安全管理