臨床の達人5 眞坂信夫

接着臨床を究める

眞坂信夫 【著】

2010年09月10日 A4判 168頁

8,140円(税込)

デンタルダイヤモンド社

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臨床・1970年代
■予知性の高い修復をめざし、精度を追求
■現在でも経過を追える歯冠修復症例

臨床・1980年代
■4-META/MMA-TBBレジンの臨床への導入
■失活歯の接着支台築造が破折歯保存に発展
■4-META/MMA-TBBレジンの歯髄安全性を検証

臨床・1990年代
■4-META/MMA-TBBレジンの病理組織学的検証を開始
■根管充填用シーラーとして4-META/MMA-TBBレジンを導入
■4-META/MMA-TBBレジンを活用した根管穿孔歯の接着保存
■破折歯の接着治療法を発展させ、予知性を高める取り組み
■歯根破折を起こさない支台築造法の構築をめざす研究会を設立

臨床・2000年代
■終末期を視野に入れた前期高齢者歯科医療システムの構築を提言
■口腔インプラントの発展により、高齢者歯科医療の内容が充実
■意図的再植治療の術式を容易にし、予知性を上げるMSBパック
■FRPのポストとスリーブが製品化され、i-TFCシステムが完成

歯科界のノストラダムス

レビュアー: 匿名希望

3 ( 評価 : 3 )

2011-02-05(土) 読者によるレビューです

真坂先生が講演会などで数十年前から仰っていたことが、
次々に現実となっているようで、
私にとってはノストラダムスのような存在です。
接着臨床もその一つ。

当時はだれもがイロモノ扱いをしていました。
補綴学会などでかなり辛らつに批判していた「大家」達が、
いまや接着の「権威」として偉そうにしている様をみると、
苦笑してしまいます。

歯科診療室のIT化による効率化、
経営のコストダウンなどもずーっと以前から実践してたようです。

真坂先生はどうやって未来を知っていたのだろう?
直接は書いてありませんが、
行間から読み取れるような気がします。

ただし、本の値段が・・・・
もう少し安ければもっともっと読まれるでしょう。

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