寺木だあ!

明治・大正・昭和 三代を駆けぬけた歯科医

鈴木祥井 【著】

2009年05月20日 A5判 226頁

3,080円(税込)

口腔保健協会

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序章

第一章
生い立ち/少年期の寺木家

第二章
アメリカへ/アメリカには着いたものの・・・/入学儀式という名のシゴキ/秘密でない秘密結社/婚約解消/アングルへの興味

第三章
アングルとその教育機関/矯正勉強顛末記/のんびりと帰国の途に

第四章
二足の草鞋/明治末期の歯科界/評論雑誌の発刊/その後の歯科評論/赤坂開業とオイコラ/梁山泊もかくやの寺木歯科

第五章
モデル歯磨顛末記/アメドクの連帯/スタンダード式事件/またもや診療室の移転

第六章
「歯科矯正学綱領」の上梓/歯科雑誌記者団/できない講義録/短かった浪人生活/原玄了とのトラブル

第七章
日歯教授/火事で類焼/華麗な結婚/女優衣川孔雀/毀誉褒貶/孔雀逃亡/なれそめ、そして・・・/大日本歯科医学会と日本歯科学会

第八章
鎌倉住まいと出版活動/オフィスの移転と関東大震災/湘南クラブ/鎌倉麻雀は日本の麻雀の嚆矢

第九章
日本矯正歯科学会の誕生/日歯退職裏ばなし/野澤茂の帰国/本家に先駆けたアングル追悼会/日本矯正歯科学会の第一回学術退会

第十章
感電事件/新橋堀ビル/二度目の拘留/松本茂暉の日矯脱退/代用合金/歯科軍医問題

第十一章
師・泉鏡花の死/歯科商業雑誌の統合/藤代眞次の帰国/前歯金属冠問題/日本麻雀連盟の復活/鏡花未刊行原稿の鑑定

第十二章
渋々保険医となる/晴れがましくもテレビに出演/歯科ペンクラブ/高津弌の参院選立候補断念/親友・久保万太郎の死

第十三章
歯科大学設立騒動/天佑、鶴見事故を逃れて/励ます会と高津の死/すってんころりん/雀百まで

終章

思い出のアルバム