絶版

香り選書8

歯と香り

歯科診療をとりまく香り

千葉栄一 【著】

2008年12月10日 B6判 146頁

1,540円(税込)

フレグランスジャーナル社

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一章 香りと医療の歴史
  一、ラベンダー アロマセラピーの始まり
  二、フランキンセンス(乳香) 世界初の虫歯充填剤
  三、ローズ 医学のルネッサンス
  四、クローブ 虫歯治療の完成

二章 歯刷子に使われてきた香り
  一、白檀 仏陀が教えた歯磨き
  二、楊柳 玄奘三蔵が持ち帰った習慣
  三、黒文字(くろもじ) 利休好みの黒い楊枝

三章 虫歯治療に使われてきた香り
  一、カユプテ 東南アジアの万能薬
  二、サンダラック ルーベンスが用いた天然樹脂
  三、カンフル(樟脳) 大逆転のカンフル剤

四章 歯の神経の治療に使われてきた香り
  一、グアヤク バニラの香りのホーリーツリー
  二、ユーカリ オーストラリアの青い森
  三、グッタペルカ 杜仲茶の成分はナチスドイツの切り札

五章 歯周病の治療に使われてきた香り
  一、青森ヒバ 奥州藤原氏三代のミイラ
  二、マスティック ヒオス島の“キリストの涙”
  三、甘草 シルクロードに植えられた薬
  四、レモングラス ハーブティーの王様

六章 口腔内の疾患治療に使われてきた香り
  一、ティートリー 臨床各科の共通言語
  二、沈香 鑑真和上が用いた薬
  三、麻黄 道端に生えてるドーピング剤
  四、カカオバター 信仰に用いたアルカロイド

七章 予防に使われてきた香り
  一、茴香(ウイキョウ) インド料理の口直しからタミフルへ
  二、マヌカ 薬になった蜂蜜
  三、タイム 人類最古のハーブの記録
  四、ローズマリー 聖母マリアの薔薇は臭い消し