治せる? 治せない? 摂食嚥下障害への視点と対応

まだまだあるぞ!できること

藤本篤士・野原幹司・小山珠美・金沢英哲・武井典子 【編著】

2022年09月25日 B5判 216頁

5,940円(税込)

医歯薬出版

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Part 1 どこまで「治せる」? 「治せない」摂食嚥下障害に何ができる?
    ―いま臨床現場で起こっていること,そしてこれからは?
  Intruduction 「食べさせる」「食べさせない」の視点を考える
  Problem 1 本当に「もう口から食べられない」のか?
    ―摂食嚥下障害患者における非経口摂取選択の多発をめぐって
  Problem 2 重度摂食嚥下障害患者に対する「誤嚥防止手術」という選択
    ―最後の砦として熟慮が必要な手術適応
  Problem 3 患者をトータルでとらえているか
    ―最もよく行われている間接訓練について考える
  More Problems 摂食嚥下障害の医療・ケア現場におけるさまざまな課題
    ―「治せる」人に食べさせていない現状の解決に向けて

Part2 さまざまな臨床症状と対応
  I 食事へのアプローチを進めていくための前提条件
  II 症状・病態とアプローチ

Part3 事例紹介
  1 「もう食べられない」と言われたが,食べられるようになった90歳代の症例
  2 手術により摂食嚥下障害を治せた症例
  3 手術適応とならず対症療法により対応した症例
  4 発熱により施設から病院への入退院を繰り返した90歳代の症例
  5 間接訓練である程度までは治ったが,
    それだけでは食べられず投薬変更によって食べられるようになった症例
  6 食べたい願いに寄り添い看取りを行った症例